完全にネタバレしていますので、ご了承の上ご覧ください。
シーズン1の「真実のテロリスト」と比べるとシーズン2の「エコテロリスト」には大分謎が残ります。
真犯人(エコテロリスト)
真犯人の1人は、メディソーヌス社の社員であり、オリベルの妻、ゲアトルツ・ノードグレン。
彼女は、金のカエルのエコテロリストの1人でミッケル・フストと思われる。
しかし、最後には仲間に撃ち殺される。
一見、テロに失敗したから殺されたように思えるが、成功していても組織が捕まらない為に始末されていたように感じます。
一見、テロに失敗したから殺されたように思えるが、成功していても組織が捕まらない為に始末されていたように感じます。
この仲間(男)は、黒幕なのか、何処の誰なのか今のところ分かっていない。
また告白ビデオで「私達は」と言っているので、他にもまだいるのかもわかっていない。
オリベル(3人のママ)は、黒幕のセリフ「だからオリベルはダメだと」から察するに、ゲアトルツの推薦でエコテロリストの仲間にはなっていたのか、それとも元々仲間ではあったけど今回の主犯に推薦していたのか? 等ヴィクトリア優先だからダメ、と言う事は分かっていても詳しい経緯は分かっていません。
どちらにせよオリベルの優先はヴィクトリア>エコには変わりないし、エコテロリストの活動に乗じてヴィクトリアの利益になる事をしていたのは確か。
ユリアンはエコテロリストの本メンバーではなく、IT系で協力していた下層組織の1つだと思われます。
(直接オリベルやゲアトルツの事は知らないので)
そのユリアンの指示で、アニマルマスクが実行犯となっていた。
各事件の動機
ファクスボ号座礁事件
ペスト菌を流行らせてメディソーヌスの株価を上げる為、オリベルが個人的に恨みを持つマルクスの船を利用した。
毒物混入事件
ポール・ウイリアム殺害はサミットの基調講演をヴィクトリアにやらせるが為に殺した。
オリベルだけの意志のように思えるが、ヴィクトリアをウイルスの親にするにはエコテロリストの組織としても必要な行為。
アニマルマスクの4人殺害事件
3人のママはオリベルなので、この事件をきっかけにユリアンと会う事になった流れを考えると、これもオリベルの仕業だと思えるが毒殺とのちのユリアン殺害と照らし合わせると、ゲアトルツも関わっていた可能性はある。
頼みもしない爆破を勝手にした事で邪魔に感じた+足が付き出していたから始末した、と思われる。
ユリアン殺害
3人のママの正体を明かそうとしたユリアンと会ったのは、ラウラの証言からオリベルで間違いない。
だけど、さらったユリアンを実験台にしてウイルスの研究をしていたのはゲアトルツなので、直接の殺害はゲアトルツとなる。
オリベルとゲアトルツはかなり共犯関係にあったように思えるが、先にオリベルが死んでいる上、ゲアトルツも最後には死んでいるので、その辺りは明かされていない。
クラウディオ殺害
自伝にヴィクトリアの事を書くかもしれないからオリベルが殺した。
白骨遺体遺棄
メディソーヌス社の治験で副作用が出た事をもみ消す為、オリベルがまたしてもマルクスの船と名前を利用して破棄させていた。
ボートを沈めさせたラーモン殺し
ウィルスのテストで死んでいるのでこれはゲアトルツ。
ただし、ゲアトルツがラーモンを攫うとは思えないので、オリベルか他の仲間も共犯。
ロムストック化学工業薬品流出事件「誕生日」
環境破壊に対する抗議でもありつつ、汚水にしたことでメディソーヌス社の利益を生んでいる。
最後のゲアトルツと黒幕の会話からもオリベルの担当。
飛行機の酸素ボンベに肺ペスト菌を混入「卒業」
最後にヴィクトリアに「卒業」と言っているので生前のオリベルの仕業。
ただし、拡散前に隔離できたので未遂で終っている。
大目的
エコテロリストの大目的は、サミットでの環境大臣の大量殺人。
ヴィクトリアのガン治療を利用して、ウイルスの親にさせる予定だったので、ゲアトルツはオリベルにヴィクトリアを殺させてはならなかった。
今となっては、オリベルがゲアトルツ(エコテロリストの存在)についてもバラす可能性があったからオリベルを殺したとも考えられる。
また、オリベルはエコテロリストの大目的を知っていて許せたのか?(ヴィクトリアを利用する事)
そう思うと、大目的はオリベルにも知らされていなかったと考えられる。
ゲアトルツは、オリベルがエコテロリストの活動に利用できると思ったから、結婚した……、そして妹命の変態でも我慢できた、のかもしれません。
ブラフ
ペータ
ただの隠れゲイでした。
マルクス
学生時代にマルクスはヴィクトリアを妊娠中絶させて別れていた、というだけでオリベルに目をつけられ、やたら疑われるように絡まれていただけ。
本人にもまったく罪の意識がない事から、なかなかヴィクトリアに繋がらなかった。
ストーリー的結末
事件とは別に、マーティンは獄中のイェンスに、事件の証拠品で手に入れた毒薬を差し入れのコーヒーに混ぜて殺害する。
それがサーガに気づかれて、ルールを曲げる事に出来ないサーガはマーティンを殺人犯として告発して、マーティンが逮捕されて終了。
以上
(文:ジェーン洞)
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