Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン5 第17話「降ってきた死体」【メジャー・クライムス】

2017/07/22

MajorCrimes重大犯罪課 MajorCrimes重大犯罪課 シーズン5 Simoom クライム サスペンス ジェーン洞

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あらすじ


2017年3月31日~FOXjapanにてシーズン5日本初放送(全21話)

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降ってきた死体


グリフィス・パークの木の上で死体を発見した。
だが、エンジェル・フォレストのボヤ騒ぎで消防隊が出払っていて、はしご車が来なくて困っていた。

付近では、高級なマリファナが点々と落ちているのを発見。

そこに珍しくドクター・モラレスが父親連れで現れた。
ウルグアイで30年間刑事をしていて、LAは初めてだといい英語は片言のようで、モラレスが通訳をしていた。
今日1日、現場を見学するつもりらしい。

プロベンザがこっそりと事情を聞くと、自分以外の兄弟4人は全員警官で自分だけが、違うのだが、それを言えずに重犯課で指揮官みたいな事をしているとウソをついているのだという。

ならば、とプロベンザはそれを利用して「お願いします」とモラレスを木の上に登らせた。
その結果、死体は高い所から落下してきたと分かる。
マリファナも同じように降ってきたのだろう。


検死の結果、遺体はフィリップ・ハンソンと判明。
高校生にマリファナを売って2年服役していた。

それと、ただ滑って落下しただけではない事が分かった。
手の甲に、靴底にあるブランド・ロゴの痕がついていて、骨折もしていた。
しがみついた手を誰かが踏みつけて落としたのだろう。
事故ではなく殺人。

服役1年後に離婚した元妻によるとDVもあったようだ。
元妻によると、突然現れて復縁を迫られたという。
その際に羽振りがよく、高級なマリファナももらっていた。
しかし、ビジネス・パートナーにパイロットがいるかどうかまでは知らなかった。


ジオフェンス・ソフト


借りる前に、重犯課が立場を利用して横取りするとデイビスからクレームをつけられたジオフェンス・ソフト。
遺体発見現場の周辺に仮想の非常線を張って、範囲内からアップされたSNSの投稿を検証し目撃者を探すというもので、捜査の時間の短縮を期待してタオがリクエストした。

ところが、実際に使用してみると引っかかるデータが多かった。
昨夜は流星群を見に大勢が天文台へ行ってSNSを投稿していたのだ。

結局、やっと手がかりとなる投稿を見つけたのは朝になった頃だった。

落下した地点の近くで撮った写真で、これから流星群を見ると言う内容だが、その後の投稿がなかった。
落下を見たのか、マリファナを拾ったのか。


カリーナ・ボルスキー


投稿者のカリーナ・ボルスキーに犯罪歴は無かった。
家に行くと、ドアを開けただけでマリファナの匂いが充満しているのが分かった。
大量の大麻も発見。
思った通り、拾って運び込んでいて、カリーナは完全にラリっていた。
死体は見ていないが、ヘリコプターの音は聞いたという。

大麻の中からGPSの発信機も見つかる。
これを辿って回収する予定だったのだろうがまだ現れてはいなかった。

大麻を署に運び、発信器は家に残して受取人を待つ事に。


署で調べた結果、大麻は現場に落ちていたマリファナと一致した。
高級品で大量にある事から大金になる。

小型機で落下させて引き渡すのは、悪くない方法だとバズが言う。
小型機は特定の場所に近づかなければ、飛行計画を提出する義務がないから。
トランスポンダを切れば追跡も出来ない。

だが本来はもっと人気のない場所に落とすはずだったのだろう。
フィリックスとその仲間は運び屋で、何等かで揉めて突き落とされたが、その時に落とす予定のなかった大麻も落ちてしまったのではないだろうか。


するとシャロンは、タオに正義のバッジの小道具に知り合いはいるかと聞く。
それを聞いたモラレスの父親は、番組のファンだと言って興奮し、関係者であるタオと息子の記念撮影を楽しんだ。



夜になると、小道具係に作らせた偽の大麻にGPSの発信機を入れて、引き渡し場所を用意して、受取人をおびき寄せた。
すぐに2人組が近づいて、大麻を乗せた車のガラスをハンマーで割った所を取り押さえた。


2人の受取人


アリゾナからやってきたばかりで落下殺人事件とは関係ないと弁護士が主張。
その通りだから関係ないといい、協力だけを依頼する。
それを別室で見ていたデイビスはこのまま帰すなんて、と文句を言い出す。
だが、これは作戦だ。

安心させた2人から大麻を売っているのは「植木屋」だとまんまと連絡先を聞きだす。
造園業者として登録された場所も判明。

協力感謝しますといって部屋を出ようとすると、そこには連邦政府が待っていた。
麻薬取締局に任せたのを見て、デイビスも納得した。

ところが今夜植木屋を強制捜査するとシャロンが言うと、また時間外の捜査で予算オーバーだとヒステリックに騒ぎ始めた。


植木屋


これまで何足も捜査関係者の靴を回収してチェックしていたが、今だに手の痕と一致するものは見つかっていなかった。
植木屋には、ヘリを操縦できる従業員もいなかった。

責任者を取調べして、フィリックスが大麻を横流ししていた為殺されたと判明する。

もともと、ヘリはフィリックスの友達のものだった。
飛び続けたければ、フィリックスを捨てろ、と言ったがそれを勘違いしたようだ。
空から落とせと言ったわけではない。
俺は野蛮な麻薬王じゃない、植物学者だ。
支払ったのは輸送代と燃料代だけだ。

するとシャロンが燃料代に目をつける。
ヘリを飛ばす為の燃料は、重さから算出するのではないか。


飛行兄弟


植木屋から聞きだした、飛行兄弟の経営者アレックスとダニーの2人を呼び出す。
普段は、観光飛行をしているヘリ・ツアー会社だった。

フィリックスとは、高校の同級生でSNSでも繋がっていた。
ヘリからフィリックスの指紋も採取済。
知らないとは言えない。

更に経営者の靴がフィリックスの手につけられた痕と一致。

シャロン達は、カリフォルニアでは大麻の輸送は違法ではないと安心させて、事故だったんでしょ? と油断させて吐かせた。
すると、まんまと乗っかってくる。
事故で落ちてしまったんだと。

一度それを書き出させて安心させるが、その後で、靴を持ち込みモラレスに説明させた。
まだ抜けがあるだろう、と。

フィリックスの手を踏んで落とした事を指摘すると、ダニーが裏切って初めて知ったように驚く。
だが、そんな下手な芝居は誰も騙せないし、すでに裏は取ってあった。

アリゾナまでヘリを飛ばすのに大事なのは正確な燃料の計算。
燃料の量は重さに基づく。
荷が重ければ燃料も増える。
その計算をするアプリがダニーのタブレットで確認。
履歴に、今回のルートの計算が残っていた。
行きの計算と帰りの計算で帰りは軽くなっているのは当たり前だ。
だが、その計算はマイナス250キロになっていた。
大麻は45キロが3つ。
そして捨てる予定だったフィリックスが115キロで。

これは2人の計画殺人で第1級殺人だ。


解決後、モラレスの父親はモラレスの不在中に、突然スムーズに英語をしゃべり、シャロン達に礼を言った。
すべてわかっていた。
心配していたが、これだけ良くしてくれる友人が沢山いることを知って安心した。
ウソまでついて。
それでも取り繕おうとするシャロンに、私も刑事ですから、と言う。
モラレスにはこのことは内緒で、といって嬉しそうに帰って行った。


フリン(ラスティ)の奮闘


突然死体が発見されたせいで、ラスティに頼み事をしていたフリン。
実は、シャロンへのサプライズで旅行を計画していたのだが、事件のお陰でキャンセルする羽目になってしまっていた。
その荷物をラスティに空港から取り戻させていたのだった。

計画していたのは、ナパへの極秘旅行。
ラスティは、どのみちうまくいかなかったと正直に言う。
シャロンはサプライズが好きではないから。

諦めないフリンは、今度は翌日、土曜の夜にサーブの予約を取るように言う。
サーブはシャロンとの初デートをした思い出の店で、人気店でもある。
普通なら2週間前には埋まるところを、ガスのツテでなんとかするというと、大喜びでラスティに抱き着いた。


夜、帰宅するとシャロンをディナーに誘うが、いつ連絡が来るか分からないといって断られてしまう。
それを側で聞いていたラスティはフリンに再度協力を申し出る。
フリンは、本当はプロポーズしようと思っていた事を打ち明ける。
ラスティは自分とガスに任せろと言った。


無事事件解決後。
帰宅すると、部屋中にキャンドルが飾られ、ベランダにディナーの用意がしてあった。
日常と違う雰囲気に喜ぶシャロン。
ラスティは気を利かせてさっと外出した。

ディナーはサーブから運んだというと、もちろんシャロンも初デートの事を忘れてはいない。
嬉しそうなシャロンをベランダにエスコートすると、フリンは跪いて指輪を差し出した。

かんそう


フリンさんがシャロンにプロポーズをしました。
大分ラスティに頼り切っていましたがw

同じように嬉しい事に、サンチェスがマークの後見人になりました。
祖父母さんが高齢という事で、想像よりもマークの面倒を見るのが困難だとはっきりわかったので。
最初は子供らしく恨み節を言うマークも、サンチェスがお父さんのように諭して、ちゃんとおばあちゃんに「気にしないで。大好きだよ。ファミリアじゃん」と言えるように。
これからはマークの出番も増えるかな~♪
楽しみ!


今回の事件は、容疑者も被害者も悪人という、誰も損をしない良い? 事件でしたw
それにしてもカリフォルニア州はマリファナが合法なんですね~。
それも、カルテルの資金問題や、そもそもマリファナくらいでいちいち逮捕してると仕事になんないから、といった闇な背景があるようですが。
でも、嫌煙文化があるので、カリーナさんのようにお菓子に混ぜたりするのが昨今のドラマでは多く見られますね。

と言う事はカリフォルニアでは、飲食時にはマリファナが入っているかどうかも、気を付けないといけないんだな……。面倒ですね~。


今回の主役はモラレス親子でもありました。
モラレスのハードな皮ジャケスタイルも珍しかったですけど、無表情なお父さんとプロベンザさんが何気に共鳴しているのが面白かったですw
そして「正義のバッジ」ファンだと知った時のフリンさんの毎度のうんざり顔w

モラレスとノーランのサングラス対決も面白かった。(葉っぱ=グラスに掛けてw)

私の好きなほのぼの重犯課が完全に戻ってきた回でしたw

次回はこちら

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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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