Major Crimes ~重大犯罪課 シーズン5 第20話「爆薬の使い道 パート1/Shockwave Part 1」【メジャー・クライムス】

2017/08/12

MajorCrimes重大犯罪課 MajorCrimes重大犯罪課 シーズン5 Simoom クライム サスペンス ジェーン洞

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あらすじ


2017年3月31日~FOXjapanにてシーズン5日本初放送(全21話)

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元MS-13?殺人事件


リトル・サルバドルと言われる地区で、ギャングを示すMS-13のタトゥーをいれた錠前師のアルバート・ルナが自宅で殺された。
顔に2つの銃創がある事から、強い恨みを感じる。


ルナの犯罪歴を調べると窃盗のみで最後は1993年という古さだった。
とっくに足を洗っていたのか、タトゥーも古い。

離婚をしており、妻と姉はエルサルバドルに帰っていた。
ロスで1人暮らしをしている次女が家を訪ねてきて遺体を発見。

玄関横の窓ガラスが綺麗にガラスカッターで切ってあり、わからないように透明のテープで止めてあった。


アンティーク・ラジオ


現場でタオがグルンディッヒのアンティーク・ラジオの違和感に気づく。
ラジオの表には擦過血痕がついているのに、その裏の壁には飛沫血痕が残されていた。
殺した後にラジオを置いて、血を擦り付けたと思われる。
怪しいので科学捜査班のヘイリー・ウィリアムズにラジオを調べるよう持ち出させた。

家の外に出ると、突然爆発が起きる。
重犯課のメンバーに被害はなかったが、ラジオを持ち出したヘイリーが犠牲になった。
他には、ルナの娘のソフィアと並んで話しをしていた警官が倒れた。
ソフィアは脳震盪で済んだが、警官は意識不明となった。

警察を狙ったテロなら、家の中で検証中に爆発させた方が効果はあった。
家主は、すでに銃殺されている。

シャロンは、爆発の狙いをつきとめるまでは、マスコミには伏せようと言うが、すでにデイビス本部長補佐がテロだと決めつけて記者会見を開いていた。


テロ?


ヘンリーの検死の結果、ドクター・モラレスはテロには思えないとデイビスに意見を言った。
テロにありがちな、大勢を殺す為の破片が見られなかったから。

ルナの検死については、ギャングにしては珍しく健康体である事を指摘した。

テロと決めつけ勇み足気味のデイビスに、あくまでも慎重に事を明らかにしていきたい重犯課で、またしても対立する。


その後、ソフィアの証言から隣にいた警官の無線が干渉して誤爆したのかもしれないと分かるが、それはターゲット捜しの難航も知らせた。


爆弾処理班から、現場で製造番号の分かるC-4の包み紙を発見したと報告を受ける。
テロリストならそんなヘマはしないだろう。
少し静かになっていたデイビスだったが、サイクスが軍事用だと言うと途端に口を挟みだした。
軍が絡むならFBIの仕事だ、と。

そんなデイビスにノーランがついに黙っていられずに嫌味を言う。
「FBIに言えば、手柄を奪われますよ」
上司への失礼な態度に、驚く者とニヤっとする者で分かれた。
デイビスは、手柄なんか気にした事はないと前置きしてから、テロと認めない重犯課が捜査を続けてまた警官が死んだらそれも評価よ、とキレ気味になって出て行った。

シャロンはすぐさま、ノーランを厳しく注意する。
ニヤっと派のサンチェスとプロベンザは、ノーランに乗じてデイビスの昇進への不満を口に出し始めるが、シャロンはもしデイビスが上司になっても平和を保てる、皆もそうして、と喝を入れた。
プロベンザはシャロンが去った後、反省するノーランにこっそりエールを送った。



C4


サイクスの働きで、C4の出所と持ち出した海兵隊員4人の名前が判明した。
2002年に特殊部隊の訓練用に、同じ製造番号のC4が10本持ち出され、記録では全部使用した事になっていた。

実際は、そのうちの1人オーティス中尉が盗んでいた。
2005年に名誉除隊した直後、LAで故殺罪で有罪になっており、2か月前に出所している。
長年の沈黙の説明がつく。

その時の被害者はジョセフ・ユーリー。妻の浮気相手で、16回も刺していた。

ランカスター刑務所の同房者ルイス・ウィルクスを聴取すると、オーティスはユーリーの話ばかりしていたと言う。
殺していないと無実を主張し、妻リゼスの浮気もつい最近まで責め続けていたらしい。


リゼス


これ以上は、取り引きしてからと勿体つけるウィルクスにシャロンはもう十分かも、と判断した。
ウィルクスが漏らした妻の名前を調べると、免許が更新されていない事がわかり妙に思っていると、その写真を見てプロベンザが気づいた。
ルナの家で見た家族写真に写っていたのを。
ここで、ルナと繋がった。
リゼスはルナの、帰国した娘だった。

シャロンはオーティスの目的を突き止めた。
ルナを殺したのは、浮気をした妻リゼスを葬儀を理由にLAに呼び出し、復讐するつもりなのだろう、と。

調べると埋葬は、ローズデール墓地で2時からと言われ、残された時間は25分だった。
すぐに爆弾処理班、SWAT、警備部を総動員して現地に向かう。


ローズデール墓地


到着すると、集まっている人を一斉に避難させる。
重犯課が率先して声を掛けるが、その姿を車の中から1人1人、カメラに収められていた事には誰も気づいていない。

真の目的は重犯課なのか?!

犯人は貸倉庫を基地として、次々に爆弾を仕掛ける計画があるようだった。
手口が違う事からスルーしていたが、公園のカップルに嫌がらせをし、自転車を乗り捨てて警官に回収させてもいた。
爆弾の仕込まれた自転車は、今は証拠保管室に入れられている。


墓地で、警察犬が怪しいバッグが落ちているのを見つけて吠える。
すぐに周辺を避難させるが、犯人はその瞬間を見逃さなかった。

署で実況モニターを見ていたラスティとフリンとアンドレアは、爆音とともに灰色の煙で画面が覆われるのを見ているしかなかった……。




かんそう


シーズン・ファイナルの前半が始まりました。
ファイナルといえば、シリアスになりがちなので、ぶっちゃけほのぼの重犯課が楽しみな私には、もう終わっちゃうって寂しさも加わってテンションが上がりません。

なんせ今回は、シャロンがノーランの態度にお怒りになってもいますし。
メンバーの笑顔も少な目な中、私の中ではむしろあの暴言シーンが一番面白かったんですが。
シャロンは怖かった><(全くを持って正しいけどw)

デイビスは完璧な嫌われ役ですね。
そこはブレずにいいんですけど、まだ副本部長は不在なんですね><
前回のやりとりは、結局思わせぶりだったのか~。
やっぱり次回ファイナルで、誰がなるのか明らかになるのかな。
まさかシーズン跨ぐとかそんなえげつない事は……ないよね><

シーズン・ファイナル仕様のせいか、サブストーリーも少な目でした。
ラスティとガスのもはや夫婦喧嘩みたいな、これまた伝統芸に近い、いざこざがあったくらい。

ラスティがインターン終了後にそのまま大学の合間に雇ってもらえる事になって喜んでいた所に、ガスもナパの新店のスーシェフに指名されて。
ガスの出世についても喜んでくれるかと思ったら、ラスティは僕はまだ1年大学あるのに!! プンプン! 状態。

なんでもガスが我慢するしかないのね、とちょっとキレてナパに視察に行くのですが、結局ガスが折れて「お前の勝ちだよ、ナパは断るよ」とナパからラスティにメールをしたという。

なんだかんだラスティの自己中を成立させてしまうのは、ガスを含めた周囲なんですよね~。愛されてるっていいなぁ。
また次は何事もなかったかのように仲良くしてる……といいなw

だいたい将来の事も大事だけど、今そこにある危機がハンパないですからねっ!
重犯課の皆が狙われちゃった!?

爆発については、また重犯課に被害はナシのパターンだろうな、と楽観視してますが……。
次回、シーズン・ファイナル後半どうなるのか!?


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(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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